父、祖父、さらには曽祖父の代から医師という、医師一家に生まれた共立美容外科総括院長・久次米秋人。生まれた時から医師になることを使命とされていた久次米は、家族の期待どおり24歳で医師となり、整形外科医として勤務をはじめます。
その後、救急科などの経験を経たのち、自らの新たな可能性に挑戦したいと考えるようになり、当時まだ今ほど知名度がなかった美容整形外科への転科を決意。家族には大反対されますがその意思は固く、大学時代の同期が勤めていたある大手美容外科クリニックに入職します。それがこの後30年以上歩み続ける、美容外科医としての最初の一歩でした。
「共立美容外科」というクリニック名の意味をご存知ですか?実は独立の際、同じクリニックに勤めていた同僚の医師と久次米が、名古屋と東京の2つの地域で同時に立ち上げたことが始まりです。だから「共に立つ」と書いて共立なのです。
美容外科医に転科後、とある美容外科クリニックで実績を積み上げていた久次米は、もっと患者の立場に立った、自分が理想とする美容外科を実現したいと考え、仲間と共に共立美容外科を立ち上げます。1989年、30歳の時でした。
しかし当時、美容整形は今ほど一般的ではなく開院直後はまったく予約が入りませんでした。その間も久次米ら若き医師たちは研究を続けました。
脂肪吸引の箇所や脂肪の質によって使い分け、凸凹にならないなめらかな仕上がりになります
脂肪吸引時の数千回もの往復の摩擦による傷跡を、目立たなくできるようになりました
共立美容外科のクリニック数も拡大していく中、日本経済ではある出来事がありました。バブルの崩壊です。世の中全体の浮かれ気分が一気に冷え込み、日本中が大変なことになりました。勢いのあった美容外科が次々と破産していくのを目の当たりにした久次米は、いい状態がずっと続くわけではない、ということを強く実感します。だからこそ共立では、すでに世間の認知を得ていた脂肪吸引だけではなく、他の施術の研究もコツコツ続けました。
そんな中研究を重ねていったのが二重施術です。当院の「共立式二重埋没P-PL挙筋法」は、5歳のお子さまも受けられるほど痛みが少ない施術でした。こうした地道な努力を日々続け、地道な経営を続けていきました。
1989年の開院後、日々研究を重ね、共立式二重埋没P-PL挙筋法をお受けいただいております
共立式二重埋没P-PL挙筋法は、ほとんど痛みを感じることなく、恐怖も感じさせないため、小さなお子様(幼稚園から中学生)でも手術をお受けいただけます
地道な美容外科の経営を行っておりました。やがて共立の美容医療をより多くの人に広めたいと考え、店舗の全国展開を視野に入れます。
しかしその時代はまだ美容外科医が少なく、医師を集めるのが大変でした。そこで美容外科クリニックのフランチャイズ展開を開始します。
フランチャイズ料は売り上げに応じての比率ではなく定額制にすることで、オーナーの医師にはやりがいをもって誠実な経営に取り組んでいただけるようにしました。そうしたフランチャイズ制度により、共立は全国展開を行っていきました。
その後2000年代に入ると、美容医療の情報収集もインターネット中心に変わっていったように思います。
その中でも共立は、ずっと続けてきた「地道にやること」「患者様の立場に立った美容医療」を貫き通し、時代にあったやり方を試行錯誤し続けています。現状に満足せず、患者様の声や世間の声に耳を傾けるように努めてきました。今では全国各地に26院もの医院を展開できました。
気持ちよくリラックスして施術をお受けいただけるよう、高級感のある内装にしています
お客様の利便性を考え、アクセスの良い立地も大切にしています
共立美容外科の歴史は、美容外科業界の変遷と共にありました。共立では、担当医自らがカウンセリングを行うスタイルを貫いています。やはり患者様は、施術する医師とじっくりお話をしたいだろうと思うからです。
一方で、より優れた器具・素材の導入や、費用を惜しまず世界中からサンプルを取り寄せて検討することなど、進化への努力も惜しみません。共立の医師を集めての行う勉強会も、開院当初と変わらず続けています。
こうして開業から現在に至るまで、私たちが信じる美容医療を続けてこられたのは、ひとえに共立美容外科を選んでくださった患者様あってこそ。今後も患者様にとって良いところは変えず、美容医療の追求を続けていきたいと考えています。どうぞこれからも、共立美容外科をよろしくお願いいたします。
海外から医師や医療スタッフを招集し研修を行うなど、美容医療の研修も盛んに行っています
接客が好きというスタッフが多い私たち。一人一人の患者様に対してリラックスしていただけるよう笑顔で接しています
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