ショートパルスは、0.000000005秒と、とても短い時間にエネルギーを集中させるので、その分、強いパワーでメラニン色素を破壊することができます。強いパワーですが、0.000000005秒と、とても短い時間なので、痛みはほとんど感じません。

気になるシミが1か所や2か所などの場合は、そのシミのみをショートパルスのポイントショットでレーザーを当てます。

そのため、刺激を与えすぎると目立ってしまう肝斑の治療も行うことが可能です。強すぎる刺激を与えずに、肝斑の色素を破壊することができます。

「ポイントショット」というメニューは、顔全体ではなく、気になるシミに数か所程度、部分的にレーザーを当てる治療方法です。

老人性色素斑(日光性黒子)は主に表面にあるため、532nmの波長で、強いエネルギーを与えるため、ショートパルスで照射します。老人性色素斑(日光性黒子)が真皮にある場合は、1064nmの波長を使う場合があります。

「ルートロトーニング」というメニューは肝斑や炎症後の色素沈着を治療する際に行われるメニューです。気になる個所や顔全体にレーザーを当てていくメニューです。

肝斑の場合は多くの方は基底層や真皮にかけてあるので、深い層まで届く1064nmの波長で治療します。

また、肝斑は刺激を与えすぎるとかえって濃くなってしまうため、周囲の正常な組織を傷つけないようにするために、照射時間がとても短く、周辺組織に熱エネルギーが伝わりづらい、ショートパルスで行います。

顔全体に1064nmの波長のレーザーを当てていきます。顔全体にある汚れや毛穴の黒ずみや細かいメラニン色素を破壊していくことで、個人差はありますが、顔全体を明るくする治療です。

照射時間はショートパルスで、 0.000000005秒照射されるレーザーを連続して顔全体に当てていきます。

ロングパルスは照射時間が長い分、周辺組織に熱エネルギーが伝わりやすいです。

「デュアルピール」というメニューは、ショートパルスの「ルートロピール」 とロングパルスの「スぺクトラピール」とを同時に行う治療方法です。

肌を明るくする治療と肌に張りを与える治療を同時に行い、相乗効果を目的としたメニューです。

共立美容外科は全国に26院あります。